東府能(ひがしふのう)の棚田

公開日 2021年01月05日

更新日 2023年08月09日

棚田情報

場所 佐那河内村上字野神原
自然環境概要 水源 渓流取水
生態系
<植物>
オギノツメ、アゼトウガラシ、アゼムシロ
<動物>
ホソミイトトンボ、キイトトンボ
景観 本棚田は、山間の中腹にあり、棚田は数段にわたり高く積み上げられており、高低差が大きい。畦畔は大部分がコンクリート化されている。標高の低い所にある一枚あたりの棚田の面積は比較的大きいが、上にいくにつれて棚田の面積が小さくなっている。
生産環境概要 概況
<平均勾配>
1/8.8
<法面構造>
石積み
営農状況
<総面積>
0.8 ha
<作付け面積>
0.7 ha
<耕作状況>
営農作物は水稲に加え、すだち、みかん、菜の花等を作っているが、地形上の制約から大型機械の導入が難しく、また、一部湿田もあり、耕作に関して多大な労力がかかっている。
<鳥獣害被害の状況とその対策>
なし
管理状況
<管理組織>
府能用水組合
<管理方法>
畦畔の草刈りや水路清掃等については田植え前に行うのみである、その他、災害後等に必要に応じて管理を行っている。
<周辺土地改良施設の状況>
台風及び豪雨の際、石、砂利が管水路に詰まり、修理に経費がかかる。
社会環境概要 地域開発の歴史 昔、用水を建設する際、夜中に松明を燃やして、対岸から勾配を見て指示を出していたといわれる。また、江戸時代には、蜂須賀公への献上米が作られていた。
祭り・イベント 特になし
アクセス方法 佐那河内村役場から国道483号を西に出て、仁井田バス停まで4km進む。

棚田情報前景写真

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