生名(いくな)の棚田

公開日 2021年03月17日

更新日 2021年03月17日

棚田情報

場所 勝浦町生名平間・生名中道
自然環境概要 水源 渓流取水
生態系
<植物>
アメリカアゼナ、タケトアゼナ、アゼナ
<動物>
モノサシトンボ、オオイトトンボ
景観 本地区は、山地のすそに位置し、地区中央には生名谷川が流れ、地区内のアクセントとなっている。地区周辺にはミカン畑、カキの木も多く、棚田とも一体感をもって、景観を形成している。岩も多く、棚田の形状も岩に左右され曲線部が多くなっている。10aにも満たない小さな区画もあり、さがら親子棚田ともいうべきものもある。
生産環境概要 概況
<平均勾配>
1/10
<法面構造>
石積み
営農状況
<総面積>
0.5 ha
<作付け面積>
0.3 ha
<耕作状況>
主として水稲を栽培している。はで積みはほとんど行われていない。裏作はほとんど行われていない。営農機械をほ場へ搬入しずらく、営農には多大な労力を要している。水量も少なく水管理にも苦心している。近年、高齢化と後継者不足により、休耕田や耕作放棄地が増えつつ、畑への転換も見られる。
<鳥獣害被害の状況とその対策>
イノシシ、シカに被害を受けている。ネット柵で対策している。
管理状況
<管理組織>
個人管理
<管理方法>
畦畔、農道の草刈りは個人が適時行っている。水路清掃は1回/年程度、小道も壊れた時は個人で修理している。
<周辺土地改良施設の状況>
特に問題なし
社会環境概要 地域開発の歴史 本棚田は江戸時代末期頃に造られたという説が有力である。
祭り・イベント 特になし
アクセス方法 勝浦町役場より県道徳島上那賀線を約1.0km東進、さらに北へ約500m。

棚田情報前景写真

生名(いくな)の棚田生名(いくな)の棚田