中畑(なかばたけ)の棚田

公開日 2021年01月05日

更新日 2021年03月17日

棚田情報

場所 佐那河内村上字久保井
自然環境概要 水源 渓流取水
生態系
<植物>
センニンソウ、ゼンマイ
<動物>
クロイトトンボ、アオモンイトトンボ
景観 本棚田付近の集落は山間部に位置するものの民家も比較的存在する。棚田の勾配や緩やかで正方形上に広がりを見せている。棚田には珍しくハウス栽培用の施設もあり、特徴的である。
生産環境概要 概況
<平均勾配>
1/13.4
<法面構造>
石積み
営農状況
<総面積>
1 ha
<作付け面積>
0.6 ha
<耕作状況>
営農作物は、主として水稲であるが他に、裏作も行われており、地域の営農意欲は高い。特に本棚田では佐那河内村の特産物でもあるモモイチゴの生産も行われている。しかしながら、通作道は非常に狭く営農に苦慮している。すだちの段々畑も見られる。
<鳥獣害被害の状況とその対策>
イノシシ、シカ、サルの被害があり、電気柵を作って対処している。
管理状況
<管理組織>
中畑用水組合
<管理方法>
畦畔の草刈りについては定期的に行っているが、その他については災害後等に必要に応じて管理を行っている程度である。
<周辺土地改良施設の状況>
水路の老朽化が進行している。農道の幅員が狭い。
社会環境概要 地域開発の歴史 本地域は夏期でも夜には気温が下がり、上質米が作られる環境が整っている事より、江戸時代には蜂須賀公への献上米が耕作されていたといわれる。
祭り・イベント 特になし
アクセス方法 佐那河内村役場から北山東バス停に向かい、中畑集落の方向へ1km進む。

棚田情報前景写真

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