西州津(にししゅうづ)の棚田

公開日 2021年03月16日

更新日 2021年03月16日

棚田情報

場所 三好市池田町州津坂口
自然環境概要 水源 渓流取水
生態系
<植物>
シマスズメノヒエ、アゼガヤ、チガヤ
<動物>
ホソミイトトンボ、モートンイトトンボ
景観 本棚田は、山裾の比較的平地の地形上にあり、殆ど水稲が作られている。しかしながら、国道鳴門-池田線沿いにあり、交通の便がよいことから近年では宅地化が進んでいる。また、付近には箸蔵小学校等の学校施設があり、本棚田の農道は児童等の通学路にもなっており、地域住民にとって本棚田の景観は心のふるさととなっている。
生産環境概要 概況
<平均勾配>
1/20
<法面構造>
コンクリート
営農状況
<総面積>
8 ha
<作付け面積>
8 ha
<耕作状況>
営農作物は水稲中心である。勾配はゆるく、水路や道路の基盤整備も充実しており、平地の田とほとんど変わらないような営農が可能となっている。しかしながら、受益農家の後継者不足は顕著であり、今後の棚田管理が緊急課題となっている。
<鳥獣害被害の状況とその対策>
なし
管理状況
<管理組織>
箸蔵土地改良区
<管理方法>
畦畔の草刈りは個人単位で頻繁に行い、水路清掃は田植え前後に2~3回/年行う。また道路管理に関しては災害時に必要に応じて行っている。
<周辺土地改良施設の状況>
畦畔はコンクリート化されており維持管理しやすい。
社会環境概要 地域開発の歴史 明治時代に手彫りで隧道を掘って用水路がつくられた後、棚田が形成された。またこの隧道を流れる箸蔵用水は日本の棚田百選に選ばれているほどである。
祭り・イベント 小学校田植え体験
アクセス方法 三好市役所より国道32号を東に進み、四国中央大橋を渡り、箸蔵小の方向へ1km。

棚田情報前景写真

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