八重地(やえじ)の棚田

公開日 2021年01月05日

更新日 2021年03月17日

棚田情報

場所 上勝町旭八重地
自然環境概要 水源 渓流取水
生態系
<植物>
テイカカズラ、キツネノマゴ、コアカソ
<動物>
セスジイトトンボ、クロイトトンボ
景観 ほ場整備事業により、棚田としての景観は残しつつ、きれいに区画整備された棚田の光景は時を重ね地域に溶け込んでいる。棚田の石垣で一部屋敷造りのものもあるが、30年ほど前につくられたもので歴史は浅い。
生産環境概要 概況
<平均勾配>
1/4.2
<法面構造>
石積み
営農状況
<総面積>
5.5 ha
<作付け面積>
5.5 ha
<耕作状況>
営農作物は主として水稲であり、はでぼしも行われている。山地としての特性を活かして、わけねぎ等の高冷地用野菜も作っている。近年ほ場整備事業により棚田が整備され、大型農業用機械の利用も可能となり、営農労力が大幅に節減している。しかしながら、今後、耕作する後継者がいないため、棚田保存管理が緊急の課題となっている。
<鳥獣害被害の状況とその対策>
イノシシ、シカ、ウサギによる被害があり、個人単位でネット柵等で対策している。
管理状況
<管理組織>
個人管理
<管理方法>
畦畔の草刈りや水路清掃、道路の管理について、ほ場整備の実施により、非常に管理しやすくなっている。
<周辺土地改良施設の状況>
ほ場整備事業の実施により施設の機能に特に問題はない。
社会環境概要 地域開発の歴史 本棚田は明治初期に植林を崩して造られたといわれている。
祭り・イベント なし
アクセス方法 上勝町役場より県道16号線へ入り、南下し6km。

棚田情報前景写真

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