公開日 2023年05月29日
ふるさと団体「美郷宝さがし探検隊」からの応援依頼を受け、
協働パートナーの
「中国四国農政局 四国東部農地防災事務所」
「東武トップツアーズ株式会社 徳島支店」
「ヴェオリア・ジェネッツ株式会社 吉野川事務所」
「西精工株式会社」
「株式会社松本コンサルタント」
が、吉野川市美郷において、美郷のホタルの保全活動として「夜間の車のライトを遮断する橋の欄干への遮光ネット設置」と「駐車場やほたる館周辺のゴミ収集」を応援しました。
作業前に、ほたる館の館内でふるさと団体さんから、
- 旧美郷村も、かつては多くの人々が暮らし、小学校、中学校では子供たちの声が響いていたが、今では学校も閉校となり、子供の数は18人にまで減ってしまった
- それでもコロナ禍前には、「ほたるまつり」や「梅酒まつり」、高開の石積など、美郷の美しい景観や文化を目的にたくさんの人々が訪れて、梅酒や梅干しなどの特産品による経済効果もあったが、コロナですべて失われた
「今年はようやくコロナの制約から解かれ、従来の「美郷ほたるまつり」としての開催は見送ったものの、国の天然記念物にも指定された美郷のほたるで多くの皆さんをお迎えすることにしました。本日は、その準備として遮光ネットの設置や周辺の清掃を御支援願います。」
等の挨拶や説明がありました。
今回の活動では、協働パートナーが2班に分かれ、橋の欄干への遮光ネット設置と蛍神社周辺の清掃を行い、休憩を挟んだ後、駐車場やほたる館周辺のゴミ収集などを実地しました。
多くの協働パートナーの皆さんの協力の下、作業は順調に進み、予定した時間よりやや早く作業は終了しました。
ふるさと団体の皆さんからは、
「協働パートナーの皆さんのご協力により、たくさんの人々をお迎えする準備ができました。是非、夜間に日本一の蛍の乱舞も見に来てください。
また、私たちは「ほたるの保護活動」のほか、芝桜で知られる「高開の石積」の応援もお願いしてきました。しかし、近年は野生のシカに芝桜が食べられ、かつての景観が失われています。
集落で暮らす住民も今では1名となり、大変厳しい状況となっていますので、引き続き、こちらの活動についても応援をお願いします」
等といった御礼の言葉をいただきました。
協働パートナーからは、
「是非、蛍の舞う夜の美郷にも来てみたい」
「美郷の美しい景色の中で、多くの皆さんと楽しく作業ができた」
「説明をお聞きして、遮光ネットの役割がよく分かった」
等の感想がありました。
今回の作業では、協働パートナーの「株式会社福村」から飲料の提供をいただきました。
作業の様子