公開日 2023年07月24日
ふるさと団体の『美郷梅工房』からの応援依頼を受けて、
協働パートナーの
『株式会社あわわ』
『四国大学』
が、吉野川市美郷にて「梅のへた取り」を応援しました!
作業の前には、ふるさと団体さんから、
「コロナが流行する前には20名近くの方が参加されていたので、少し寂しいが参加してくれたことが嬉しい」
「留学生の方も参加されているのもあり、「梅干し」について興味をもってくれると嬉しい」
等の挨拶や説明がありました。
今回の活動では、屋内で適宜休憩を取りつつ、作業を実施しました。
作業中、地元の方から、
・保存料は塩と紫蘇しか使わないことにこだわりがあること。
・昔は、小学校の給食や、見学があったが、近年は来てくれなくなったこと。
・高齢になると、梅を運ぶのにも他の方に協力してもらわないといけないため、地元の方は80歳になると梅をやめていくこと。梅干し農家は多いときは100件以上あったが現在は3件程度とのこと。
・法律が変わり、来年度の6月から保健所の検査が必要となってくるため、個人のところは、年齢のこともあり辞めるしかないと感じていること。
・実際に梅干しを作る工程を見て、体験してほしい。
等と、多くお話してくださいました。
最後には、協働パートナーの皆さんと集まって梅の天日干しのハウスをバックに記念撮影をしました。
ふるさと団体さんからは、
「今日はありがとうございました。皆さんに一生懸命作業いただけたのがありがたいです。梅干し作りについて、防腐剤を使わないこと、美郷の梅の良さや一つ一つ手仕事でしている大変さなど実感していただけたと思います。
梅干しの他にも、11月頃に梅酒祭りを開催する予定で、ノンアルコールのシロップもあるので是非参加してほしいです。人の手が必要な作業になりますので、来年度は、またぜひお誘い合わせの上、来てください」
などのお礼の言葉をいただきました。
協働パートナーからは、
「今回の作業には初めて参加させていただいたが、残りの梅の量を見ると心苦しいと感じている。無心で作業をしていたため時間がとても早く感じた。貴重な経験をありがとうございました」
「作業部屋に入室した途端に梅干しの香りが満たされていて、口の中がよだれで大変になった。おいしいご飯がほしくなるほどだった。作業が大変だと感じる一方で、だから美味しいものができると感じた時間だった。梅干しについて知ることができて良かった」
などの感想がありました。
今回の作業では、協働パートナーの
『株式会社福村』
『サントリービバレッジソリューション株式会社』
『株式会社伊藤園』
から飲料の提供をいただきました。