公開日 2024年02月28日
ふるさと団体の『那賀川こまち』からの応援依頼を受けて、
協働パートナーの『四国大学』、『徳島文理大学』が、
那賀町において「郷土料理作り体験&地元林業従事者によるレクチャー」を応援しました!
当初は、午前に郷土料理作り体験、午後に間伐作業体験の予定をしていましたが、雨天のため午後のプログラムを変更し、地元林業従事者によるレクチャーを実施しました。
郷土料理作り体験では、地元の方にレシピを教わりながら、かきまぜ、そば米汁、山菜の天ぷらを作りました。見た目は華やかで、ほっと落ち着く優しい味でした。
午後からは、林業の最前線で活動されている地元の方々から、山づくりについて教えていただきました。
「皆伐」と「間伐」を皆さんご存じしょうか。目的の範囲の木を全て収穫するのが皆伐、一部の木を残して収穫するのが間伐です。効率を考えると皆伐が良いように思いますが、皆伐後のお手入れが行き届いていないと、土砂崩れを招く恐れがあるとのことです。
一方間伐では、小規模な収穫にはなるものの、自然発生した幼木が育ち、生物多様性を生む出し、風害や虫害などに強い山になるそうです。ほかにも様々なお話しを聞くことができ、とても勉強になる時間を過ごすことができました。
協働パートナーからは、「初めてこの地域に来たので、まだ訪れたことがない人にも伝えたいと思った。午後からのお話しは勉強になった。」、「楽しかった。林業に興味が湧いた。」などの感想がありました。
ふるさと団体の皆さんからは、「お越しいただきありがとうございました。」などの御礼の言葉をいただきました。
今回の作業では、協働パートナーの「日本酪農協同組合株式会社 徳島工場」より飲料の提供をいただきました。