公開日 2025年08月07日
ふるさと団体「家賀再生プロジェクト」からの依頼「竹筒晩茶づくり」を
協働パートナーの「徳島大学」が応援しました!
家賀再生プロジェクトは、国内最大規模の急傾斜地集落と言われる美馬郡つるぎ町貞光の家賀地区で、貴重な歴史ある集落を再生しようと活動している団体です。
今回は竹筒の中に茶葉を詰め込んで作る「竹筒晩茶」づくりをお手伝いしました!
阿波晩茶のルーツとなる中国雲南省のプーラン族の竹筒晩茶を同じ「東アジアの照葉樹林文化圏」に位置する徳島剣山系で再現しようと家賀再生プロジェクトが取り組んでいます。
まず午前中は、全員で晩茶摘みを行いました。
お昼休憩ではカレーや郷土料理の「でこまわし」、手作りの梅ジュースなどをいただきながら、地域のことについていろいろな事をお聞きしました。
昼食後は家賀に訪れていた音楽家の方のミニコンサートを鑑賞し、参加者の皆さんと盛り上がりました。
午後からは蒸した茶葉を専用の人力機械で擦り、竹筒に詰めて押し固める作業をお手伝いしました。
竹筒の中で発酵させ、1か月半〜2ヶ月後竹を割り乾燥させた後、商品として販売するそうです。
工程ごとに分担しながら、和気藹々と作業を行いました。
今回参加した協働パートナーからは
「独自の製法についてとても興味深かった。また新しい方々との出会いにも恵まれ、素晴らしい機会になりました」
といった感想がありました。
ふるさと団体からは
「ここに来て家賀の事を知っていただけるのが嬉しい。遠いところまで来ていただいてありがとうございました。」
といった感謝の言葉をいただきました。
ふるさと団体、協働パートナーの協働で、家賀における雲南の竹筒晩茶づくり再現が楽しく行われました。
※活動のための飲料提供は、協働パートナーの「サントリービバレッジソリューション株式会社中国・四国支社 徳島支店」でした。