公開日 2023年12月04日
牟岐町のふるさと団体『出羽島を考える会』の応援依頼を受けて、
協働パートナーの『西精工株式会社』『藍住町国際交流協会』が「出羽島島内の清掃や植樹作業」を応援しました!
牟岐町役場に集合した後、出羽島行きの連絡船に乗り、しばしの船旅です。
出羽島到着後は簡単に作業の流れの説明を受け、2チームに分かれて作業を行いました。
◆土砂の撤去作業チーム
日本のオオウナギ生息の北限地として指定されている3カ所のうちに徳島県があります。
牟岐町の隣町である海部町(現:海陽町)では国からの史跡名勝天然記念物として1923年に『母川オオウナギ生息地』の指定があり、
出羽島でも『出羽島のカニクイ(一名オオウナギ)』が2011年に牟岐町指定天然記念物として指定されたものが存在していました。
このように県南部で確認されます、平成26年の徳島県のレッドデータブックでは絶滅危惧種Ⅱに登録されているオオウナギ。
出羽島に最近まで住んでいましたが、今回出動した時には、既に産卵のために海へと出て行っていってしまったそうです。
普段は島民の方々がオオウナギに戻ってもらうために清掃活動をされており、今回はそのお手伝いということで井戸へと続く小川に溜まった土砂を取り除く作業をしました。
- 手分けして土砂を取り除いていきました
◆瓦の運搬作業チーム
もうひとつのチームでは植樹した付近のネームプレートとして使用する瓦の運搬作業を行いました。
その後、参加団体ごとにサンシュユとブルーベリーの植樹を行い、植樹した樹には名前を付けてもらいました。
- 瓦を展望デッキまで運びました
作業の最後には島内の交流施設『波止の家』にて、昼食の振る舞いもいただきました。
作業終了後、協働パートナーからは
「出羽島の活動には何度か参加して、過去に植樹した樹の様子が見れてよかった」
「また機会があれば参加したい」
などの感想をいただきました。
- 植樹の様子(西精工さん達と)
- 植樹の様子(藍住町国際交流協会さん達と)
ふるさと団体さんからは
「島外から来ていただけることがありがたい。これからも島に来て、島の現状を知ってほしいです。」
といった御礼の言葉をいただきました。
- 海を背景に集合写真
今回の作業では、協働パートナーの『株式会社伊藤園』『株式会社福村』から飲料の提供をいただきました。