那賀川こまち

公開日 2023年07月12日

更新日 2025年07月23日

協働活動場所 那賀町
協働活動内容

★令和7年度 活動予定★

・2025年11月 ユズ採り、ユズしぼり

・2026年2月   郷土料理・間伐体験

 

★令和6年度 活動実績★

・2024年7月20日(土)茶摘み体験、製茶工程見学 

  https://www.tokushima-nousangyoson.net/topics/2024080600019/

・2025年3月2日(日)  間伐作業体験&郷土料理作り体験(かきまぜ・そば米汁など) 

 https://www.tokushima-nousangyoson.net/topics/2025032100014/

★令和5年度 活動実績★

・2023年7月22日(土)    晩茶摘み体験  

 https://www.tokushima-nousangyoson.net/topics/2023072500023/

・2024年2月23日(金)    郷土料理作り・間伐作業体験  

  https://www.tokushima-nousangyoson.net/topics/2024022700012/
 

那賀町の伝統や文化を伝えて地域や山を次世代に繋げたい

那賀川こまちのお二人

 2003年に設立された、那賀町の林業研究グループ「那賀川こまち」。男性中心のイメージが強い林業への女性の参画や、健康的な山づくりと地域活性化を目指して活動中。現在は町内の女性3人が所属し、間伐や枝打ち、子どもを対象とした森林林業教室の開催や体験活動など、さまざまなことに取り組んでいる。

 「とくしま農山漁村(ふるさと)応援し隊事業」のふるさと団体としても長年活動しており、定期的に応援を依頼しているのは、橋本さんが所有する山林での間伐作業だ。とはいえ、協働パートナーのほとんどが林業未経験者。当日は那賀川こまちのメンバーに加えて町内の林業従事者も駆けつけ、スギやヒノキをのこぎりで切る方法を指導する。また、「那賀町の文化に触れてほしい」という想いから、協働パートナーを受け入れる際には、作業とあわせて体験プログラムを提供する。なかでも参加者から好評だったのが、那賀町の郷土料理づくり体験。ゆず酢を使うちらし寿司「かきまぜ」をはじめ、大根のなますや山菜の天ぷら、こんにゃくやそばを手作りしたことも。「こうして地域の資源を活かしながら伝統や文化を伝えていくのが大切」と連記さん。活動時には、常にさまざまな形で学びを提供することを意識。昨年7月の相生晩茶摘みでは、協働パートナーを阿波晩茶の工場に案内し、製造工程の見学を行った。

スギやヒノキの間伐作業

スギやヒノキの間伐作業。地元の林業従事者がサポートしながら、初心者の応援し隊メンバーものこぎりで木を切り倒す。

 

那賀町伝統の郷土料理づくりを体験

那賀町伝統の郷土料理づくりを体験

応援作業の前後に、那賀町伝統の郷土料理づくりを体験。

 「過疎化や少子高齢化が進む町をどうにかしたい。そのためには、町外の方に現場の課題をやさしく伝えていくのが私たちの役目だと思うんです」と橋本さん。「大事にしているのは、すぐに答えを伝えるのではなく、訪れた人自身に考えてもらうこと。たとえば間伐作業の時でも、整った場所や荒れた場所を実際に見てもらって、私たちが『どうなっていますか?』と問いかけるんです。そうすることで、保全についてより深く考えてもらえるはず」。健康的な山を守り伝えたい、という強い思いを胸に、これからも活動を続けていく。「一人でも多くの人に参加してもらい、地域を知ってもらうことが、未来に繋がると信じています」。

 

※上記の写真と文章は、令和6年2月1日発行の月刊タウン情報トクシマ2月号より、許可のもと引用されています。

協働活動時期 7月~2月中
協働活動の様子
のこぎりをつかり間伐を行う様子郷土料理を調理している様子横断幕を持って集まった様子
イベントその他